透過型スクリーンを用いたテーブルトップインタフェースにおける物体検出FIT2009, J-031(2009).
インタラクティブインスタレーション作品"ContacTable"で実装した物体検出手法の検出精度を計測した.テーブルトップ型の作品である"ContacTable"は,白いアクリル板のテーブル天板に,上方に設置されたプロジェクタから映像を投影し,天板の下に設置したカメラで透過光をキャプチャする.天板上に置いた物体や手などが透過光を遮ってできる影の形状から物体を検出する.その際、周囲の明るさの変動は物体検出精度に大きな影響を及ぼす.我々は,テンプレートマッチングとハフ変換により得られる幾何情報とから,明るさの変動に強く,高速に安定して物体を検出する手法を考案した.良好な物体検出結果が得えられたので報告する. ImagesTags |