フレーム間差分距離を用いた布地ビデオテクスチャ生成電子情報通信学会総合大会2007講演論文集, D-11-114 (2007)
我々はリアリティあふれる江戸の町並みを三次元コンピュータグラフィックス(3DCG)で再現することを目標として,研究を進めている.旗やのれん,日除けなど,風になびく布地を3DCGで表現して,町並みに“動き”を導入すれば,さらなる臨場感の向上が期待できる.そのために,のれんが風になびいている様子を撮影した動画像をクロマキー処理し,透明なポリゴンに1フレームずつ順に動画像の画像をマッピングするビルボードアニメーション技術を用いている.しかし,江戸の町を構成する家屋は膨大な数であり,その一軒一軒に数組ののれんがかかっている.これらのれん1 つ1 つに異なる動画素材をマッピングしたのでは,莫大な量の動画素材が必要となってしまう.そこで,1 つの動画素材を加工・編集して,自動的に繰り返し再生可能なビデオテクスチャを生成する技術が求められる.本稿では,のれんの動画素材から様々なバリエーションのビデオテクスチャを生成する技術について検討したので報告する. ImagesTagsTag: Shoko Abe 電子情報通信学会 Cyberscape 江戸 Texture |