オーケストラシミュレーションのためのARによる演奏制御法電子情報通信学会総合大会.
オーケストラの指揮をしたいという人は多い．しかし，実際に体験できる機会は非常に稀である．そうしたニーズを受けて，ジェスチャ認識によってオーケストラを指揮する様子をシミュレートする研究が既に行われている．宇佐らは，指揮棒の加速度センサ，指揮者のブレスセンサ，視線センサを使い，オーケストラを演奏する，マルチモーダル指揮シミュレータを開発した．馬場らは，腕に加速度センサを装着して，取得した指揮者の腕の動作と，行うべき演奏との関係を音楽的観点により考察している．砂川らは，LED付き指揮棒を用いて，指揮を体験できるシミュレータを開発した．テンポ変化に高い追随性を有する演奏制御法を実現した．しかし，オーケストラの編成変更や，演奏風景の生成などは考慮されていなかった．本研究では，砂川らの演奏制御法を用いて，指揮者を中心としてオーケストラを構築できるシミュレータの開発を行った． Images TagsTag: Misato Susaki 電子情報通信学会 |
