垂直面への着雪を考慮した積雪情景のリアルタイム表現情報科学技術フォーラム,講演番号1J-6(2010)
近年,3次元コンピューターグラフィックスを用いて降雪・積雪情景を表現する手法が数多く研究されている.森谷らはPrecomputed Radiance Transfer(PRT)を使用して,風向きおよび遮蔽物を考慮した積雪量を近似的に算出することで,風向きを考慮した地形への積雪のリアルタイムレンダリングを可能とした[1].本提案手法では,従来手法に加えて,法線マップを基に地形垂直面への積雪量を算出することで,壁面などへの雪粒の付着(以下,着雪と呼ぶ)を表現する.これによって,より現実に近い積雪情景をリアルタイムに表現することができる. ImagesTags |