CGによる稲妻表現の主観評価電子情報通信学会総合大会2010講演論文集,D-11-46(2010).
自然現象の一つである落雷は,印象的な外観と音から,ゲームや映画などで,場面を効果的に見せるためにしばしば用いられる.Kimらは,物理モデルを用いて実物に近い稲妻の形状を生成している.しかし,シミュレーションに長大な時間がかかるのが弱点である.Reedらは,物理シミュレーションを用いずに,乱数で稲妻の形状を生成している.様々な形状を生成することができるが,実際の稲妻らしくない形状が生成されることがある.筆者らは,ゲームや映画の背景として用いる稲妻をリアルタイムで表示することを目的として,実写画像を基に稲妻を生成する手法を既に提案した.今回,我々の手法を評価するために,主観評価実験を行ったところ,良好な結果を得たので報告する. ImagesTagsTag: Kentaro Takahashi 電子情報通信学会 Natural Phenomena Thunder Real Time Rendering |