歴史的町並み復元のための大名屋敷の対話型復元手法情報処理学会全国大会講演論文集, Vol.71, No.4, pp.4.321-4.322(2009).
現在に残る大名屋敷の平面図から,対話的に大名屋敷の3DCGモデルを復元する手法について述べる.考古学的・建築学的に言えば,大名屋敷は入母屋と呼ばれる建築法で作られ,屋根が反っている点に特長がある.大名屋敷の建築様式は権力と格式の高さの象徴である.同時に,縁側や軒の張り出しといった日本古来の建築技法の塊でもある.本稿では,大名屋敷を対話的に復元するために,平面図を手動で入力した後,屋根の形状や反り,縁側や外壁の高さなどをGUIから入力することにより,容易に大名屋敷の3DCGモデルを生成する手法について述べる.本手法により,容易に大名屋敷を復元できたので,報告する. ImagesTagsTag: Satoru Takahashi 情報処理学会 Cyberscape 江戸 Modeling Building sKet |