複雑形状建築物の自動屋根葺き手法の改良
FIT2007(第6回情報科学技術フォーラム)講演論文集, I-028 (2007).
3DCGによる江戸の町並み復元のために,対話形式で家屋構造を設計・描画することができる家屋簡易生成システムを開発してきた.このシステムでは,
(1)視覚的・対話的に家屋を構成する部品を選択し,平面図を自由に描画することができる.
(2)建築物の第一層に描かれた平面図が全て閉領域で形成されていた場合,kD-roofing法を用いて閉領域を自動的に分割して,自動的に屋根を葺くことができる.
しかしながら,kD-roofing法では,屋根領域として分割された矩形領域全てに,長辺を平とする切妻屋根を葺いていた.今回,分割された各矩形領域の隣接状況に応じて,葺く屋根の向きや範囲,形状を変化させることで,複雑な形状の建築物に対して,より自然な屋根を葺く手法を考案した.
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