Tokyo Denki UniversitySchool of Science and Technology for Future LifeDepartment of Information Systems and Multimedia Design
Top News Research Publications Awards・Extra Members Contact
Top > Publications > Publications2006 > suzuki-2006-02-national-n

遠隔講義のための2台のカメラを用いた指差し位置計測

情報処理学会研究報告, 2006-CG-122, No.4, pp.19-24 (2006).

 情報通信基盤の進歩に伴い大容量の情報伝送が可能になり,教育現場において遠隔講義の形態がとられるようになった.しかしこの遠隔講義において講義資料を提示している画面の一箇所を講師が指し示す際に指示している位置は遠隔地の学生には伝わりにくい.これは,講師を映し出す画面と講義資料を提示する画面とが別々であるためである.この問題を解決するには、講師が画面のどこを指示しているのかをコンピュータで自動的に計測し,遠隔地の受講者に伝えればよい.
 本研究では,上記の問題解決のための手段として,2台のカメラを用いて撮影した画像から人差し指の指先の指し示している方向を検出し,ステレオ画像処理により,講師が講義資料提示画面のどの位置を指しているかを計測する方法について検討した.実験の結果,指差し位置計測率98%という,良好な結果を得たので報告する.

Images

Tags

Tag: Kohei Suzuki 情報処理学会 Study Science

Reload   New Lower page making Edit Freeze Diff Upload Copy Rename   Front page List of pages Search Recent changes Backup Referer   Help   RSS of recent changes
Counter: 1461, today: 1, yesterday: 0
Last-modified: Thu, 31 Mar 2011 14:18:00 UTC (4772d)