遠隔講義のための2台のカメラを用いた指差し位置計測情報処理学会研究報告, 2006-CG-122, No.4, pp.19-24 (2006).
情報通信基盤の進歩に伴い大容量の情報伝送が可能になり,教育現場において遠隔講義の形態がとられるようになった.しかしこの遠隔講義において講義資料を提示している画面の一箇所を講師が指し示す際に指示している位置は遠隔地の学生には伝わりにくい.これは,講師を映し出す画面と講義資料を提示する画面とが別々であるためである.この問題を解決するには、講師が画面のどこを指示しているのかをコンピュータで自動的に計測し,遠隔地の受講者に伝えればよい. ImagesTags |